古屋圭司通信

 昨日、一色元保安官が記者クラブのインタビューに答え、映像も含め公開となったので、本人の希望によりその具体的内容についての記述は控えるが、先週の「創生」日本総会にて、メディア非公開で一色氏を招いて尖閣諸島漁船衝突ビデオをYOUTUBEに公開した思いなどを聞いたことを報告したい。

 基本的には、船に乗る現場の海上保安官の怒りは相当なものだったこと、再び同様の事件が起きた場合の保安官の対応はどうなるのか、すべてのビデオや写真は現場で撮るのは義務、もう海上保安庁による警備は限界で自衛隊がやるべき、などの意見だった。

 また、国会答弁の議事録をみると、事実と違うところがあるとの指摘については、改めてどこが具体的に間違っているのかを教えてほしいと要請したところ「考えさせてほしい」とのことだった。

 一色氏本人が勇気をもって出席していただいたこと、彼は、名を売ろうということではなく真実を知ってほしい、国益を真剣に考えてほしいという一心で公開に踏み切り、その責任は自らが負うという覚悟に敬意を表したい。

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