古屋圭司通信

県知事との懇談会

カテゴリー:議員活動

2008年09月12日

IMG_4816.JPG古田岐阜県知事と県選出国会議員との懇談会が開催された。定期的に行われている会合だ。
知事から、喫緊の課題として「生活と産業を守る緊急対策」として、県が取り組む施策ならびに、国への提案・要望などにつき説明。この他にも、飛騨牛偽装問題や岐阜県教育ビジョンの策定、長期構想の策定などについても言及があった。
その後質疑に入ったが、私は古田知事に対し次の4点を指摘させて頂いた。
1.岐阜県の財政状況は極めて厳しい環境にあることは承知しているが、陶磁器などの地域産業は、原油高、資材高、消費の減退等で深刻な状況だ。国としても緊急経済対策を講じていくが、保証などの緊急対策はもちろんのこと、県としてもブランド化などの高付加価値化や技術革新、輸出などの新マーケットの開拓支援など、政策総動員して対応してほしい。
2.公共事業が管内でピーク時の四分の一地域もあり、急激な減少は地域の基幹産業でもある建設業を直撃している。新分野への進出への支援はもちろんのこと、要望が多く、必要で住民の安全の確保と地域の潜在力を高める投資効果の高い事業はメリハリをつけて予算化して欲しい。
3.教育基本法改正にともなう教育振興基本計画が国において策定された。これに伴い、県の振興計画を作るにあたっては、教育基本法の理念を教育現場で実現するための具体的ビジョンを作り上げて欲しい。
4.リニア中央線について、JR東海が10月中旬に地質・地形調査報告が出る予定となっている。これを受けて残り4項目の調査・指示が出される予定だ。いよいよ、着工に向けて動き出した。全国幹線鉄道整備法の第一条に規定する「地域の振興」のため、岐阜県としても、リニア建設に向けてのグランドデザイン作りをスタートさせて欲しい。
などにつき、言及させて頂いた。
県と国はしっかりと相連携して事業推進をしていかなくてはならない。そのためにも、今後とも県とのコミュニケーションを密にして、地域の活性化に取り組んでまいりたい。

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