古屋圭司通信

総裁選挙を終えて

カテゴリー:議員活動

2007年09月23日

 本日党本部8階ホールにて、自民党総裁選挙が行なわれた。結果は、福田候補330票に対し、麻生候補が197票。このうち地方票は、福田候補76票に対し、麻生候補は65票とされている。
 福田候補が、8つの派閥の推薦を受けて、圧倒的に有利な戦いといわれていた。メディアは、派閥政治の復活と批判をしていたが国会議員の良識が働き、結果として麻生候補は善戦したといえるのではないか。
 その背景には、有権者である地方党員ももちろんのこと各国会議員にもバランス感覚が働いた結果だと思う。
 私自身は、二人の政権構想をじっくりと聞いたうえで、また岐阜県の有権者である1100名の役員の投票結果が判明するまでは、私のスタンスをはっきりと表明することを控えてきたが、私は、拉致問題、対アジア政策、政治信条、バランス、総合的に判断して思い悩んだ末に、麻生候補に自らの一票を投じた。ちなみに、岐阜県の投票結果は、公表はされていないが、ドント方式では2:1だが、実際の票は両者相拮抗していた由。
 今回の総裁選挙は、安倍総理の突然の辞任とういう緊急事態により、国会も事実上中断して行なわれたものであり、この上は速やかに新体制を構築して、挙党一致で結束して難局に立ち向かっていくべきであると考えている。

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