古屋圭司通信

民主党代表選挙をみて

カテゴリー:議員活動

2011年08月29日

5人による代表選挙は、小沢傀儡の海江田氏がトップをとったものの過半数に満たなかったため、決戦投票の結果は2位の野田氏の勝ち。

5人の候補が盛んに訴えたのは、「挙党一致」。

これって、自民党の派閥政治が華やかりしころの25年以上前によく使われた言葉。

まさしく、ふた昔前へのタイムスリップ。

「国民の生活が第一」という民主党が、その肝心の国民生活を無視して党内での数合わせに終始。本格的な政策論争をすることは無いままたった2日間で、投票へ。

それもそうだろう。政策論争すれば対立のみが浮き彫りになって代表選挙のあとの党運営は困難を極めるのは目に見えているから。

しかし投票結果は215対177。完全に真っ二つ。

親小沢と反小沢の対立はのっぴきならぬ状況になるだろう。

とはいえ次の総理になる野田氏には、国難に直面する日本を何とかするために頑張ってほしいとまずはエールを送る。

しかし、我々は、震災対策は全面協力していくが、菅氏がやめてもその他の問題は何も解決していないので徹底追及だ。

改めて強調する。

完全に破綻した民主党マニフェストだ。

解散総選挙により国民の信を問うべし。

4件のコメント

 24日朝10時から夜7時半まで丸一日かけて、サマースクールを開催した。対象は、政治に興味を持つ大学生と大学院生。ネットにて多数の応募から厳選の上、50名の受講者を決定。ほぼ100%近い出席にて行われた。

詳細はこちら(夏季一日学校研修ノート)をご覧ください

 印象的だったのは受講者が真剣な眼差しで講義を受講していたこと。私は、「学院長講和」として自民党の基本的な考え方などを講義。自民党にあって民主党にないものは、党の「綱領」、即ち党の憲法ともいうべき綱領が存在しない民主党はいかに政策的にも理念的にも政党としての統治能力を欠いているかにつき指摘。このことが現在の民主党のお粗末極まりない政権運営につながり国益をそこねていることを強調。

 谷垣総裁や大島副総裁をはじめ党の若手議員、経済界などからも多彩な講師を招いて充実した内容であったと思う。参加者からも高い評価をいただいた。

 すでに、中央政治学院では、「まなびとプロジェクト」や「まなびとスコラ」などを精力的に開催しているが、今後も自民党の新しい理解者や支持者そして将来の政治家育成のためその職責をはたしていきたい。

なお、自民党HPの「中央政治学院」をご覧ください。

   

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民主党代表選を見ると

カテゴリー:未分類

2011年08月23日

 代表選候補の小沢一郎詣でがメディアを賑わせている。これって、20年前に見た光景。かつて自民党幹事長だった小沢氏が総裁候補であった三塚、宮澤、渡辺の三氏を呼びつけて面接した光景とダブって見える。小沢氏と組んだ候補は、完全に破綻したマニフェストを引きずり続けることになるし、政治とお金の問題で批判を浴びるだろう。外国人からの違法献金で外務大臣をやめた前原氏も参戦らしい。反小沢候補は、当選できても水と油の反小沢と親小沢の対立によりいずれも党内運営で行き詰まることが予測される。同じ党にいるのが不思議なくらいお互いにいがみ合っているのに、ただ数を失いたくないという一点で一緒にいるのが現実。

 だからこそ、彼らの作戦は自民党への抱きつき作戦。大連立がささやかれているが、民主党に免罪符を与えて次の選挙であのインチキマニフェストをシャーシャーと変更する口実を作ってしまうだけ。大連立となれば、外交や安全保障、あるいはその他政策的に相容れないもの(たとえば外国人地方参政権や人権擁護法案などなど)へも誘導されてしまう危険性がある。震災対策の協力なら閣外協力で十分にその責務を果たせる。大連立は、閣議で花押を書いて政府の方針に同意することなのだから。また、子供手当ての実質廃止についても、3党(民主、自民、公明)合意をしながら党機関紙に「継続します」なんて書くこと自体、「国家的詐欺」だ。

 本日、岐阜県連で市町村議員を対象に研修会を実施したが、講師として講演した被災地が選挙区の小野寺五典議員は、最近の被災地の方々の発言は大きく変わってきており、早く解散して信を問うてほしい、との声が日増しに強くなっているという。また、被災地での実情をみると選挙は十分に可能だという。NHK世論調査でも大連立は11%にとどまり、解散総選挙を求める声は40%に迫る。総理が変わっても、民主党が抱えている問題は何一つ解決しないのだ。与党としての基本的資質や私が予算委員会にて指摘した民主党の本質的問題(ブログ参照)など、国家を運営していく資格がない政党であることが明らかになった今こそ、すみやかに解散して信を問うべし。

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メディアでも大きく取り上げられた民主党による「子供手当ては継続します」というインチキ広報。かつて私は、麻生内閣のときに自民党の広報本部長を務めていたが、今回のようなでたらめな広報はとてもやれなかった。
さすが民主党というか、政権与党の自覚の欠片も感じられないというか、開いた口が塞がらない。
なお、ノンフィクション作家の大下英治氏が、私が取り組んだ自民党広報について、他党の広報戦略も含めて取材したものを「権力奪取とPR戦争~政治家という役者たち~」と題して勉誠出版より出版されている。ご興味のある方はぜひご一読を願いたい。

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靖国参拝

カテゴリー:議員活動

2011年08月16日

戦後66回目の8月15日を迎えた今日、私は恒例となっている靖国参拝をさせていただいた。その後に、両陛下がご臨席される戦没者追悼式に出席するのが、私が初当選させていただいて以来の8月15日の過ごし方だ。

自民党は、谷垣総裁はじめ多くの議員が参拝をしたが、しかし今年も閣僚の参拝はなし。

私が参拝の際に常に心に刻むのは、「わが国は敗戦から見事に立ち直り、世界に例がない驚異的な発展を遂げ平和な日本を作り上げたことは、日本人のたゆまない努力はもちろんのこと、祖国の安寧を願いつつ散華した多くの犠牲のもとに今があるということをひと時も忘れてはならない。戦後生まれの政治家としての当然の責務だ。」

戦没者慰霊祭には、私の地元岐阜県からも多くの遺族会関係者が参列していた。

皆様にご挨拶をさせていただくと、多くの激励をいただいた。

感謝とともに、遺族の皆さんと心が一つになるひと時だ。

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文部科学委員会にて質問

カテゴリー:未分類

2011年08月11日

今週は、月曜日の予算委員会に続いて、2回目の質問に立った。
詳細は、衆議院HPをご覧ください。
質疑のテーマは以下の通り。

1.核融合研究について
私の地元に立地する核融合研究所は、ウラン燃料を使用せず且つ高レベル廃棄物も出さずに、海水からエネルギーを作るといういわば究極のグリーンエネルギーの研究をしており、ヘリカル方式というわが国独自の技術であることが特徴だ。
国会には、初めてこの研究所の小森所長を参考人としてお招きして質疑をおこなった。3.11東日本大震災以降、エネルギー政策のパラダイムシフトが起きているという現実を見るときに究極のエネルギー実用化のため、予算確保を含め核融合技術開発を徹底的に行うべき。この趣旨で質疑をしました。

小森所長からも専門家の立場から貴重な意見をいただいた。改めて感謝したい。

2.伝統文化こども教室事業について

伝統文化こども事業とは、日本の伝統文化を継承するために子供達に、地域に根付いてきた伝統的な踊りとか、地歌舞伎とか人形浄瑠璃とか多種多様な文化を次世代に引き継ぐ取り組みをしている団体に助成金を提供するものです。毎年4200団体へ一団体平均数十万円と小額で交付されており、まさしく草の根支援の典型です。しかし、事業仕分けの結果廃止され、平成23年度からは「文化遺産を生かした観光振興・地域活性化事業」に押し込まれた結果、4200団体から対象は1300団体に激減。市町村が認定しなくてはならないというハードルのため、本来「伝統文化こども事業」の趣旨に則った事業を復活すべきと大臣に迫り、前向きの答弁を得る。

3.教科書採択における沖縄教育委員会の不当介入について

沖縄の八重山地区採択協議会が文部科学省の規則ならびに法律にしたがって、採択協議会のメンバーを決定して、8月4日に採択をする日程を組んでいたが、沖縄県教育委員会が日程を22日に先延ばしして採択メンバーを追加しろとの圧力をかけた問題。文部科学大臣から、調査して当委員会に報告を約束させる。


4.ワールドカップアジア予選の北朝鮮チームの入国について

9月の北朝鮮チームの入国について、政府は許可をくだしたようだが、日本は政府の意思として北朝鮮からの入国は禁止しているという事実をFIFAにはっきりと伝えたうえでの結論か。FIFAの規則によると人種などによる差別は禁止し、Punishable(罰則をされることもありうる)との規定があるが、まずはわが国の国家としてのスタンスを伝えるべき。答弁は、FIFA関係者にはそのことは伝えていないとのこと。
要するに、日本としての基本姿勢を示さないこと自体が北朝鮮に足元をみられてしまう。

2件のコメント

NHK放映のもと、去る19日に続き、菅総理・民主党・地方議員が北朝鮮と関係の深い政党や関連団体に総額3億円近い巨額の寄付をしていた問題について、8日の予算委員会にて管総理に厳しく迫りました。

菅総理はまともに向き合うことなく暖簾に腕押しの答弁に終始しました。しかし、テレビを通じて民主党が抱え込んでしまった本質的問題を理解できたのではと思います。

 

これは、単に政治と金の問題を超越した深刻な問題であり、管総理はもちろんのこと、民主党そのものが政権を担当する資格がないことを象徴しています。

詳細は議事録、YOUTUBEなどをご覧ください。

読売新聞(8月9日朝刊)

<予算委員会のパネル>

  ①地方議員の多額の寄付・・その原資は一体どこから

  ②現在、判明している市民の党と関係のある民主党国会議員

  ③地方議員16名の市民の党系、民主党国会議員への寄付の実態

5件のコメント

8月7日、地元恵那市のアイススケート場(クリスタルパーク恵那)にて開催された今年の岐阜県操法大会は、私の選挙区のチームが上位を独占することとなった。

優勝が恵那市武並分団、三位恵那市中野方分団、四位中津川市坂下分団、五位瑞浪市釜戸分団。

元々岐阜県は消防団活動が活発な県であるが、その中でも私の選挙区である東農は特筆すべきものがある。県大会に優勝するほうが全国大会で優勝するより難しいといわれる所以だ。

春先から連日早朝や夜の訓練を続けることは容易なことではない。選手はみな仕事をもっており、時には家族との団欒や仕事をも犠牲にしながらの訓練を続けてきた結果だ。

当日は真夏の暑い日ざしが照りつける厳しい日であったが、集中力を切らさずによく頑張ってくれた。私も汗だくになりながらの応援にも自然と力が入った。健闘された全てのチームに心から「ご苦労さま」とねぎらいの言葉を捧げたい。

 

これからも伝統を守り、地域住民の安心と安全のため消防団の皆さんには頑張ってほしい。優勝した恵那市武並分団は来年の全国大会に出場する。NHKでも放映される予定だ。

私も消防議員連盟の会長として、これからも「日本が生んだ世界に誇る消防団」の充実のためお手伝いをしていきたいと念じている。

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予算委員会質問

カテゴリー:北朝鮮拉致問題

2011年08月06日

8月8日(月)10:50~11:20

衆議院予算委員会で管総理への質問にたちます。

NHKのTV中継予定です。

是非ご覧頂ければと思います。

2件のコメント

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