古屋圭司通信

 松田議員は旧岐阜一区選出の衆議院議員であったが、あの小沢一郎氏が自民党を離党して新生党を作ったときに、罵詈雑言の捨て台詞を残して自民党を離党した。小選挙区に移行後野田聖子議員との戦いに敗れ、参議院に無所属として出馬し当選した。
 その後本人の強い希望もあり自民党に再入党した。その際に、党規律を乱す行為は一切行わないこと、違反した場合には厳正な処分をすることなど自民党への誓約書を取って自民党所属県議会議員や関係者を説得した経緯がある。
 今年の参議院選挙への出馬の意向を示していたが、党改革の一環として自民党岐阜県連は現職も含めて全党員による予備選挙を行い、候補者を決定することを昨年に決定した。もちろん松田氏本人も予備選挙に応募できることとしたが、恐れをなしたのか結果的に昨年末に「自民党が野党になった責任をとって」として今季限りの引退を表明された。しかし今回の秘書出馬について松田氏本人がむしろその背中を押しているとのことだ。許しがたい行為である。
 早速、本日自民党岐阜県連において、候補予定者から提出されていた離党届を受理せずに全会一致で「除名処分」とした。一方、自民党本部においても昨日ならびに本日の役員会・役員連絡会において、厳しい処分を決定し党紀委員会に諮ることを決定した。
 松田氏の自民党離党から復党、そして今回の行動を見るに、政治家いや人間としての良識を疑う。来る参議院選挙では、我々自民党が公募で公認した41歳の松下政経塾出身の現県議会議員、渡辺たけゆき氏を徹底的に応援し、圧勝を目指す!

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