古屋圭司通信

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来日中のセンゲ首相と朝食会を開催した。

センゲ氏は、ハーバード大学でPHDも取得しているエリートだが祖国のために働こうとダライラマ法王の信任のもと選挙を経て首相に昨年就任。

給料は3万円という。

ダライラマは宗教活動に専念して政治活動はセンゲ氏を中心とした体勢となった。

中国による人権弾圧の背景には、中国による水資源の確保やチベットにおける中国人の優越的地位の確保が透けて見える。

新疆ウイグル地区と共通の問題だ。

ウイグル地区は中国の石油消費の30%近くをここから確保しているという事実がある。

チベット人の要求は、自由な移動や自由な表現、報道を求めているのだ。

既に30代、40代の若者を中心に33人の焼身自殺者が出ているという。

なんとも痛ましい話だ。

午後には、多くの国会議員との懇談会を開催してロンゲ首相の思いを聞いてもらった。

会議室には60名を超える国会議員本人と40名を超える代理の出席があった。

「日本国国会議員有志によるチベット人弾圧に関する決議」を採択して、国会決議としても取り上げられるように働きかけをすることも決定した。

“チベット亡命政府ロブサン・センゲ首相と懇談” への1件のフィードバック

  1. 緒方研三 より:

    超党派国会議員有志の決議なんてものはやらないよりやった方がよい程度のものですよ。
    当然、国会決議として中華人民共和国政府に突き付けなければお子さまのお遊びですよ!。
    有志の誰が責任もって国会決議まで推進するのですか?
    このまま何となく消えていってしまう気がしますが、センゲ主席大臣に対しての仁義を欠かないようにすると同時に人類の普遍的な課題として取り組むことを要求し期待する。

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