古屋圭司通信

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これに基づき、新東名の新静岡IC〜森掛川IC間、東北自動車道の花巻南IC〜盛岡南IC間を試験的に110キロに上げて実証実験を一年間行いましたが、今般その結果がまとまり、事故が増えることもなくむしろスムーズな走行が実現したとの結論。…
そこで来る3月1日からは、この二路線の設計速度である120キロに制限速度を上げる実証実験を始めることを決定。

今日15時にメディアに解禁します。

一年間その状況を見極めたうえで、問題がなければ全国の設計速度120キロで建設された高速道路に広げていくこととなります。(現在では全国で837km。*設計上120kmで走行しても安全が確保できる高速道路)

私が国家公安委員長の時に「ドライバーが納得し、真に事故防止につながる取り締まり」の観点で報告書をもとに、今後も更なる交通政策の見直しを期待したい。

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なお、交通年間取り締まり件数約650万件のうち、91万件がいわゆる「スマホ運転」。

スマホ運転はついうっかりという違反ではなく自らの意思によるもので、酒気帯び運転と同様です。
平成29年は3978人がケガをし、41人が亡くなっています。しかし、その違反はほとんど減少していないのです。

複合的な要因はあるものの違反したときの罰則が軽すぎるので、抑止力になっていないという考え方に基づき、パブリックコメントを実施した結果今般締め切られ賛同の意見が多くみられたとのこと。

今後は反則点数や反則金を上げていくことで法律改正、政令を実施していくことになります。因みに現在の反則点数は1点ですが、それを3点に、反則金の限度額は普通車などで8千円から4万円に改正していく予定です。

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