古屋圭司通信

2010_0128リニア特別委員会0001-1.JPG 去る28日に、新たに私が委員長に就任して当委員会を再開した。
 JR東海や国土交通省から説明ならびに意見交換を行った。
 既に、昨年12月24日に、JR東海から国土交通省に報告がなされ、全国新幹線鉄道整備法に基づき、交通政策審議会で整備計画の決定と環境アセスメントの実施、その後の着工にむけて早急に議論を進めていかなくてはならないが、残念ながら新政権に移行後、まだ審議会の委員も正式に決まっていない状況だ。
 2025年開業を目指すためにも、時間的余裕はない。早急に審議を開始し、長野をはじめとする地元調整や駅、関連施設の場所決定などに向け、早急に取り組むよう強く要請した。我々委員会としても、リニア着工に向けて、その責務を果たして参りたい。

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2010_01240032-1.JPG 党大会の前日、自民党本部において外国人地方参政権のワークショップを開催した。
 自民党では初の試みとして、様々な問題を一般の方々と理解を深めていこうというワークショップを実施、どの会も大変盛況であった。自由闊達に議論できるのが、自民党の原点だ。
 特に、外国人地方参政権問題のワークショップは、会場に立ち見ができ廊下まで溢れるほどの盛況で皆さんの関心の高さが伺えた。私は司会・コーディネーターとして参加、専門家の百地章教授、評論家の石平氏を招いて中身の濃い議論が展開できた。
 参加された方々は、最後まで席を立つ者もなく真剣に聞かれていた。内容を知り、本質を理解すればいかに国家の主権に関わる危険な法案かはすぐに分かる。
2010_01240006-1.JPG ワークショップでは決議を行い、その決議をもとに明日の党大会で石破政調会長が宣言を行うこととした。(決議はこちら)
 実際に党大会で石破政調会長は「このことは憲法上疑義があるだけではなく、国の形に係わる根源的な問題があり、法案成立に断固反対する」と宣言を行った。
 この外国人参政権の問題点について、自民党として全国都道府県連へはもちろんのこと広く世論に訴えてく。
2010_01240019-1.JPG 私は、この外国人参政権法案を推し進めようとする民主党は、彼らの姿勢を示す象徴的な法案であると考えている。
 すなわち、安全保障、外交、教育問題などでも、国の根幹を脅かす政策を進めるだけではなく、子供手当など社会主義的な政策を進めていることにも表れているのではないか。
 今、小沢幹事長の政治資金疑惑が世の中を騒がしている。この問題を追及することはもちろん必要だが、外国人参政権の問題をはじめとする危険極まりない政策を推進する民主党に対し、徹底的に対峙して国会に臨まなくてはならない。

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 関岡英之先生をお招きし、外国人地方参政権について議論しました。
 詳細は、こちらをご覧下さい。

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古屋議員2-1.JPG 1月19日、衆議院議員山本有二、鴨下一郎、古川禎久、参議院議員衛藤晟一、そして私で「のぞみ」を結成した。
 そもそもの経緯は、昨年の総選挙後の総裁選挙で、戦う野党として同志議員で定期的な政策や理念の勉強会を開催していたがこの度の結成となった。
20100119170359.JPG 別紙綱領にも記したように、私たちは「ふるさと」に生きる人々の一人ひとりの眼が輝く国、日本が甦るその日を目指して、全力で政治家としての職責を全うしていきたいと念じている。
 ぜひ、我々の想いをご一読いただきたい。
                    ・・・・・綱 領・・・・・
参考: 新聞記事
参考: 岸信介 自民党結成にあたり
「のぞみ」のホームページはこちら

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第174回通常国会召集

カテゴリー:議員活動

2010年01月18日

 18日から通常国会が始まった。
 小沢幹事長の政治資金規正法違反問題で、現職国会議員逮捕という激震が走った。我々は、このあまりにも常識から逸脱した事件について、国会で徹底的に追求していくことはもちろんだが、全て小沢氏の意向により政権と党運営がなされて、異論をはさむことが許されないという現実には危うさを感じざるを得ない。
 健全な民主主義を取り戻すためにも、また現政府が進めようとしている政策の誤りを改めさせるためにも、そして我々が政権に再び復活するためにも、いよいよこの国会からその勝負が始まった。
 全力で頑張っていきたい。

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謹賀新年

カテゴリー:議員活動

2010年01月01日

鳩山新政権が誕生して4ヶ月、本当にこの政権に任せて日本は大丈夫なのだろうかとの思いが日増しに強くなってきています。
もちろん、私たちは長年にわたり政権担当してきた自負心とともに、おごりがあったことも事実です。昨年の総選挙の国民の審判を謙虚にかつ真摯に受け止めて、改めるべきは大胆に改め、かつ守るべきは信念をもって守る。そして、国会の論戦を通じて、再び国民の信頼を回復できるように、私もその主導的役割を果たして参りたいと思います。
しかしながら、ほとんど突っ込んだ議論ができる時間的余裕がなかった昨年秋の臨時国会。残念ながら党首討論は一度も開催できませんでしたし、予算委員会も集中審議も行うことはできませんでした。その背景には、いわゆる鳩山総理自身の違法献金問題があったことは明らかです。
一方では率直にいって、評価できる部分もあると考えています。しかし、疲弊した地方経済への対応や、経済成長戦略の欠如、子供手当てや農家の所得保障、あるいは高速道路無料化など、再分配機能の強化が先行した社会主義的政策には、財政問題も相俟って大きな不安や疑問も同時に抱えています。
また、普天間基地問題に象徴される安全保障問題も、日米同盟の信頼関係を最悪なまでに損ねてしまっている現実や、日教組の影響を色濃く受ける教育問題など、将来の日本にとって極めて深刻です。
昨年末の習近平中国副主席の強引な「天皇会見」は、多くの国民が小沢民主党幹事長の危うさを感じたのではないでしょうか。その小沢幹事長主導で、憲法違反ともいえる「外国人の地方参政権」の法案を通常国会に提出しようとしていることにも危機感を感じています。
私たちは、戦う野党として、次期通常国会が正念場と考えています。
憲法上も150日間という長い日数が確保されています。大いに白熱した国会議論を通じて現政権の問題点を指摘して、私たちの目指す日本を示していければと思います。
今政治に必要な視点は、「真の保守の理念」ではないでしょうか。
日本人は、ひとつの目的に向かって結束する力、相互扶助の精神や、阿吽の呼吸など、長い間の歴史伝統文化を通じて、培ってきた素晴らしい精神文化を持つ国です。
厳しい経済環境にある今こそ、日本人の誇りを取り戻すことが大切です。自助、共助、公助のバランスを計り、将来の不安を解消するための社会保障や経済などの具体策を通じてわが国の国家像を示して参りたいと念じています。
実り多い年となりますことを祈念しまして新年のご挨拶といたします。

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