古屋圭司通信

拉致特別委員会開催できず

カテゴリー:北朝鮮拉致問題

2012年04月18日

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今日は、衆議院の拉致特別委員会を開いて、玄葉外務大臣、松原拉致担当大臣に質疑する予定だったが、急遽参議院予算委員会が開催されることになったので、拉致特別委員会は開催されずに理事懇談会にて政府からの意見を聞いた。

その際、政府側から、今回の国連議長声明は決定までのスピードと中身とも満足している趣旨の発言が冒頭にあった。

この自画自賛の発言は正直言って良識を疑う。

平成18年のミサイル発射の際には、中国も米国も腰が引けていたが、日本が粘り強くかつ厳しく働きかけた結果、議長声明とした。

当時は、日本が非常任理事国であったことは今回と事情が異なるが、まずは議長声明を目指す政府の強い意志が働いてないことは種々情報からみて明らか。

こんな弱腰では北朝鮮に足元みられるだけだ。

今回はあくまでも理事懇談会の場なので、この程度の指摘で収めたが、委員会でこんな答弁をすれば委員会が止まる話だ。

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