古屋圭司通信

日朝国交正常化推進議員連盟の会長を務める衛藤衆議院副議長らが、何と来週に北朝鮮訪問を企てていることが判明した。

我々拉致議員連盟とは対極にある議員連盟で、このような議員連盟が存在すること自体が問題だが、訪問計画が明らかになった。

とんでもないことだ。

衛藤副議長が水曜日に野田総理と面会し、野田総理が「承認」することなどありえないと信じるが、衛藤副議長はメディアにも「追認」を取ったと発言した。

家族会や救う会は、連名で訪問反対の緊急声明を発表している。

我々拉致議員連盟としても絶対反対の立場だ。

現在、無所属とはいえ自民党籍の副議長が訪朝することは全く理屈がたたないだけではなく、副議長という役職は、国会開会中は議長に代わりその職責を果たさなくてはならない立場であり、なおさら許されることではない。

ましてや、日本は渡航自粛など北朝鮮に制裁を課している時に、何を狂ったか副議長といいたい。

訪朝計画は、副議長と民主や自民の議員がメンバーとして上がっていた。

結果として、党内の強い反対と素早い対応により今回の訪問はやめさせる事となった。

しかし、こんな動きをすること自体が、北朝鮮に足元をみられるだけなのだ。

怒りを通り超えてあきれるばかりだ。

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