古屋圭司通信

日本の前途と歴史教育を考える議員の会と自民党文部科学部会の合同会議を開催しました。

大臣という立場ではありますが、引き続き会長を務めさせていただくこととなり、日程上出席が難しいことも考慮し、衛藤晟一議員が会長代行を務めることとなりました。

今日の会議では、現行の教科書検定制度と平成24年度の教科書検定について文科省より説明がありましたが、やはり教科書の検定そのものを見直さなくては、教科書の間違った記述内容の是正は難しい、また記述内容に対して少数意見と多数意見で整理したらどうかなどの発言が議員からありました。

今後は、教科書検定制度そのものを見直していくかの議論を行っていく予定です。

過日、亡くなられたサッチャー元首相が行った教育改革では、自虐史観の歴史教育が蔓延していた英国の教育を見事に是正しました。

その背景には、歴史問題についてはバランスよく色々な歴史的見解や意見をバランスよく記述していかないと、検定に合格しないルールを作ったことがあります。

その結果、自虐的な教科書は減ったのです。

非常に、今後の議論の上で参考になる事例だと思います。

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今から7年前、自民党内の「人権擁護法案」(当時の名称)の賛否については、「真の人権擁護を考える議員の会」を設立し30名の真の保守議員を連ねて法案反対運動を繰り広げ、結果として法案提出を阻止。その後も、平成19年に再び法案提出の動きが自民党内であったが、このときも我々は法案提出を許さなかった。

しかし、政府では明日国会提出の閣議決定をするという。

いかに我々議員が戦ったかは、過去のブログをご覧ください。

当時の活動や経緯など詳しく報告しています。

 

平成21年に自民党が野党に転落したあとは、民主党内でこの法案の国会提出が虎視眈々と進められてきた。

しかし、これまでは民主党内の一部保守派の反対により法案提出までは至らなかったが、強硬な反対論を唱えていた松原前拉致担当大臣が海外出張中に、法案内容に関する閣議決定という野田総理の姑息な手段をとった。

今回の内閣改造では、たった数週間で大臣を辞めた田中慶秋議員の後任に、体調の都合で法務大臣をやめたはずの滝氏が再び法務大臣に。滝大臣はこの「人権救済法案」の成立こそが再任された責務と言い放つ。

そして、明日の金曜に法案提出の閣議決定をする予定という。

すでに野田政権は完全に死に体。にもかかわらず、何故ここまでこの法案にこだわるのか。選挙支援を目論んで特定の団体への配慮がにじみ出ている。

民主党という政党の実態を象徴している。

この法案は、人権侵害の定義の曖昧さなど基本は旧「人権擁護法案」の本質的問題点はなんら解消されていない。

我々は、安倍総裁のもと、法案の「人権」という甘言に身をまとった危険極まりない「人権救済法案」に正式に反対を決定する。

自由と民主主義を守るためにこの法案は絶対に通してはならない!!

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安倍総裁就任に伴い「教育再生実行本部」と「日本経済再生本部」を立ち上げ、いよいよその取りまとめに向けて集中的な議論が始まりました。安倍ドクトリンともいうべき自民党としての政策の柱を明確に示す。

もちろん、どこかの政党のように到底実現不可能なことや絵空事を並べるのとは全く異次元のクオリティの高いものに仕上げることは申し上げるまでもない。

先の党首会談の経緯はご存知のとおりだが、一言で言えば国会で審議できる環境を作るのはまずは与党の責任。これを完全無視しているのが現実だ。

企業に当てはめてみると、社長同士が「近いうちに契約」と約束しながら、その後その約束を果たさないのと同じ。これでは信頼関係やビジネスそのものが成り立たない。これが今の与党が採っている手法である。田中法務大臣のお粗末極まりない辞任など今の内閣・政府は当事者能力ゼロだ。

国会の先行きは不透明だが、国会で議論する環境が整えば徹底的に追求だ。

さて、教育再生実行本部では、「基本政策」、「教育委員会制度改革」、「教科書検定、採択改革」、「いじめ対策」、「大学改革の強化」と5分科会を設立して、集中的に議論して11月中には取りまとめを目指す。

第一回目の総会は、安倍総裁も出席して開催。総裁からは総理在任中にも取り組んだこの教育改革をさらにブラッシュアップして、次期選挙で政権を奪還することができた暁には、「国家百年の計は教育にあり」の確実な実践を目指す。

写真は、「教科書検定、採択改革」の分科会にて。私は、この教育改革実行本部の本部長代理としてまた、「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」会長として、教科書検定のありかたにも踏み込んでいきたい。

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高校教科書の検定結果が出たことを受け、私が会長を務める日本の前途と歴史教育を考える議員の会、自民党文部科学部会の合同会議を開催した。

これまで、我々は教育基本法改正、中学の教科書記述(従軍慰安婦など)の是正、中学教科書の公平な採択など精力的に教育改革に取り組んできている。

しかし、今回検証した高校教科書の内容は、それはひどいものだった。

いくつか紹介したい。

 

<拉致>拉致問題があたかも障害であるかのような記述

山川出版 日本史A

「日朝間では日本人拉致問題が障害となって政治的交渉は頓挫している。」

 

<従軍慰安婦> 中学教科書では消えた従軍慰安婦記述が使用

実教出版 日本史A

「植民地や占領地では、日本軍も設置や監理に関与した慰安所に、朝鮮人を中心に、中国人・インドネシア人・フィリピン人・オランダ人などの多数の女性を、日本軍兵士の性の相手である慰安婦として動員した。」

東京書籍 日本史A

「日本の植民地や占領地では、朝鮮人や中国人・フィリピン人・ベトナム人・オランダ人など、多数の女性が「慰安婦」にかりだされた。」

 

領土、南京事件、外国人参政権、ジェンダーフリー、夫婦別姓、など例をあげればきりがないが、結果は、完全に時計の針を戻している状況で、開いた口がふさがらなかった。

民主党が高校無償化の政策をあげ、高校はいわば義務教育の役割を事実上担っているのであるならば、この教科書の内容、検定の実態のひどさを検証するという意識は少しはないのか。

上辺だけ、耳触りの良い政策をうたい、中身が全く伴わない。

まさに今の政権の実態が明確に表れている。

 

しかし、そもそもこの検定制度と審議会や調査官の人選などに問題があるのも事実。

徹底して、今後会合を開いて是正していきたい。

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この期に及んで!?

カテゴリー:その他の政策

2012年04月03日

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今日の自民党役員会で、次の指摘をさせていただいた。

人権救済法案(旧人権擁護法案)が今月20日にも閣議決定されるという新聞報道。

私のメールにもたくさんの反対意見が寄せられている。

先週、民主党の閣僚から私に直接「人権救済法案が閣議決定されそうな状況だから自民党でぜひ反対してほしい。」との要請があった。今回政府が出そうとしている人権救済法案は、かつて自民党内で侃侃愕愕の議論のすえ法案提出をやめさせたものと基本的には変わらない。即ち三条委員会の設置や人権侵害の定義の曖昧さなど本質的な問題はなんら解決されていない。

詳しくは私のブログをご覧いただきたい。

自民党の法務部会では反対の結論をだしているが、速やかに自民党として正式に反対を決議すべきだ。

民主党内がバラバラの中で、この法案を閣議決定するとは法務省がドサクサに紛れて強引にやっているのか。何せ民主党の中では、保守派の議員は反対を表明しているが、党内でまともな議論がなされたことはない。

ここでも政権与党の当事者能力の欠如が明白である。

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平成22年の1月14日に立ち上げた政策集団「のぞみ」。

週一回の総会も今日で記念すべき100回目を迎えた。

いつもは党本部の中央政治学院サロンで開催していたが、今日は100回記念ということで議員会館の向かえにあるホテルのカフェにて開催。

仕事の都合で衛藤晟一議員は出席できなかったが、いつもの通り、2時間近くの議論で盛り上がった。

2年前に「上を向こう、日本」というタイトルでPHP出版から共同執筆で著書を出版したが、近々改めて日本の将来像についての提言を一冊の本にまとめる予定だ。

週に一回の総会では、場合によっては3時間以上熱い議論を重ねることもしばしばだ。

私達の「のぞみ」は派閥ではないが、派閥も含めて自民党の全ての政策集団で「のぞみ」ほど毎回濃密が議論をしているところはない。
そんな自負をもってこれからも「のぞみ」の活動を続けていきたい。

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私が学院長を務める自民党中央政治学院では、昨年秋から続けている「まなびとプロジェクト」が一周年を迎えたのを記念して、参加者延べ700人の中から120名を選抜して記念行事を開催した。

(「まなびとプロジェクト」の詳細はこちらをご参照ください)。

「まなびとプロジェクト」参加メンバーは、今まで自民党に縁の無かったビジネスパーソンが中心だが、一年間の交流を通じて着実に我々自民党の考えに理解を示していただいている。

第一部では、谷垣総裁の挨拶のあと櫻井よしこさんによる記念講演。

そして第二部が懇親会と、党本部の8階と9階の会場は夜7時過ぎから熱気に包まれた。

懇親会には元内閣総理大臣の安倍晋三氏も激励に駆けつけてくれた。

懇親会の司会には、中央政治大学院の卒業生で初の公募候補に合格した山田美樹氏に担当してもらった。次期衆議院選挙で彼女は東京1区から出馬予定だ。

一方、地方政治学校も既に23の県連でスタートし、受講生は1500名を超えている。今春の統一地方選挙では218名の地方議員がこの受講生から誕生している。中央政治大学院の目的である人材の発掘と育成は着実に成果を上げている。

余興として、私のクラリネット伴奏で党歌「われら」をみんなで元気に歌い上げた。

民主党には党歌はおろか党の綱領も存在しない。憲法や国歌がない国と同じだ。

もう、これ以上現在の民主党に日本の舵取りを任せるわけにはいかない。

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今週の「自由民主」に、私が学院長を務める中央政治大学院の特集が掲載されました。

*画像をクリックしてください

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 24日朝10時から夜7時半まで丸一日かけて、サマースクールを開催した。対象は、政治に興味を持つ大学生と大学院生。ネットにて多数の応募から厳選の上、50名の受講者を決定。ほぼ100%近い出席にて行われた。

詳細はこちら(夏季一日学校研修ノート)をご覧ください

 印象的だったのは受講者が真剣な眼差しで講義を受講していたこと。私は、「学院長講和」として自民党の基本的な考え方などを講義。自民党にあって民主党にないものは、党の「綱領」、即ち党の憲法ともいうべき綱領が存在しない民主党はいかに政策的にも理念的にも政党としての統治能力を欠いているかにつき指摘。このことが現在の民主党のお粗末極まりない政権運営につながり国益をそこねていることを強調。

 谷垣総裁や大島副総裁をはじめ党の若手議員、経済界などからも多彩な講師を招いて充実した内容であったと思う。参加者からも高い評価をいただいた。

 すでに、中央政治学院では、「まなびとプロジェクト」や「まなびとスコラ」などを精力的に開催しているが、今後も自民党の新しい理解者や支持者そして将来の政治家育成のためその職責をはたしていきたい。

なお、自民党HPの「中央政治学院」をご覧ください。

   

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私が学院長に就任して以来、全国の県連に地方政治学院の設立を推進し既に20県連で地方政治塾が稼動している。

また、中央政治大学院においても、「まなびとプロジェクト」や「まなびとスコラ」など多くの受講者が活発に活動している。詳細は、自民党のホームページをご覧いただきたい。

目的は、将来の政治家を目指す人材の発掘と育成。地方では既に1300名を超える受講者が研鑽を積んでおり、今春の統一地方選挙でも210名を超える受講生あるいは卒業生が当選を果たしている。

私は、学院長として、時間の許す限り全国を回り講演をしている。

今週末は、静岡の掛川市に足を運んだ。この静岡3区から次期衆議院選挙に立候補するのは、公募で決めた前途有望な若手だ。

このように、自民党は候補者選びから大きく変わっているのだ。

私の岐阜県においても9月から岐阜政治塾を開校予定だ。志ある若い人材の受講を期待している。

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