古屋圭司通信

幻の国会決議

カテゴリー:北朝鮮拉致問題, 外交

2014年10月23日

報道されている通り、来週の27日から政府担当者を北朝鮮に派遣することを決定。

総理は、会見で「行かないリスクを勘案し、担当者を訪朝させ、我が国の拉致問題に対する揺るぎない決意を特別調査会責任者に伝えるべき。」との考えを言明。私自身も、家族会などから慎重意見が出ていたが、行かないリスクと行くリスクを考えると行くべきと考える。

今回の訪朝はあくまでも担当者により拉致問題解決が最優先かつ最重要課題という我が国政府の考えを北朝鮮責任者に伝えること。

私が常に言っているように「胸突き八丁」の協議が始まるのだ。

拉致問題はオールジャパンで取り組むとの視点から、訪朝にあたって周到に国会決議を準備し各政党の了解を得ていたものの、一部の政党の反対により今日開催の本会議にて決議ができなくなってしまった。

当然内容は、きわめて常識的かつ日本の揺るぎない決意が反映されていることは申し上げるまでもない。

今日を逃すと本会議は来週28日以降しか開催されないので訪朝前の決議は今日しかなかった。

拉致問題で政局を絡めて反対する姿勢は極めて残念だし、北朝鮮にも足元を見られかねない。

写真は、本会議前のぶら下がり記者会見。

なお、「拉致国会決議」を添付します。

2014-10-23 13.13.02

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