古屋圭司通信

小沢幹事長不起訴処分に想う

カテゴリー:議員活動

2010年02月05日

 嫌疑不十分で政治資金規正法違反事件は不起訴となった。
 これは「クロ」との確証が得られなかったからであり「シロ」であると認定されたのではない。
 常識的に、政治団体があのような不動産を多く所有するのは異常であり、とても理解することはできない。
 また、国会議員を含む三名の秘書が逮捕されており、その資金の出所もはっきりしておらず、政権の実質上の最高権力者である小沢氏は、当然のことながら国民が納得できるような説明責任がある。
 これが多くの国民の皆様の率直な気持ちだろう。
 一方、鳩山氏も、毎月1500万円を母親からもらい続けて延べ12億円を超える大金を受け取りながら、全く気がつかなかったとの詭弁は誰も信用しないだろう。
 まじめに納税している良識ある国民からみれば、ばかばかしくなる思いだろう。
 私の地元の支援者からも、倅に毎月1500万円づつ渡して、贈与とバレたらその時点で税金を払えばいいんだな、との怒りの意見をよく聞く。納税者心理としては自然のことだろう。確定申告の時期を向かえ納税に影響が出ないかが心配だ。
 自民党の議員が同様なことをすれば、即刻離党あるいは、議員辞職につながったのが過去の例だ。
 クリーンを標榜しているとされる民主党の自浄能力はどうなったのか。

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