古屋圭司通信

 本日、今年度の都市景観大賞「美しいまちなみ優秀賞」に中津川市・中山道馬籠地区が選ばれました。これは平成17年6月1日、景観に関する我が国初めての法律である「景観法」が施行されたことに基づき国が制定したものです。美しい景観は国民の財産であり、地域の自然や歴史、文化を守るために、国として支援していくための法律です。
 今回の大賞には全国各地から多くの応募がありましたが、宿場町の面影を色濃く残す地域として有名であり、広域観光の拠点として脚光を浴びている点が高く評価され受賞となりました。
 今後は中津川「馬籠地区」を始め、多治見虎渓山「永保寺」、土岐「窯元めぐり」、瑞浪「化石博物館」、恵那「恵那峡」、「大正村」等々観光地が広域的に連携した「観光圏整備法」を活用し、民間など複数の事業主体が共同で観光資源開発を行い、観光圏整備事業補助金や旅行業法の特例、農山漁村活性化プロジェクト交付金などの制度を活用し、東濃地域の観光産業を支援していきたいと考えています。
 こうした観光圏の整備を行うことで、国内外の観光客が2泊3日以上滞在できるエリアの形成を目指し、国際競争力の高い魅力ある観光地づくりを推進することで、地域の幅広い産業の活性化や、交流人口の拡大による地域の発展を目指します。

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