古屋圭司通信

2009_0317拉致問題対策特命委員会0020.JPG 3月17日に拉致問題対策特命委員会を開催し、去る3月11日に金賢姫元死刑因と面会した飯塚繁雄拉致被害者家族会会長からお話を伺った。
 面会したのは、飯塚氏の妹で拉致被害者の田口八重子さんの実の子供である飯塚耕一郎氏だ。テレビ等のニュースで度々報道されているので、詳細は省略するが、金賢姫との会談では公安担当者が同席していたので、突っ込んだ話はできなかったとのことだが、人生の半分を間違った思想に基づき行動してしまったことへの懺悔とこれからの半生はその償いをするために生きていきたいとの発言などは心に響くものがあった。金賢姫の訪日を実現し、国会にも参考人として質疑できればとも考えている。
 一方、半年ごとに閣議決定し延長している対北朝鮮経済制裁について、4月13日にその期限を迎えるこの機会にその見直しを行うこととした。
官房長官要望  拉致問題対策特命委員会の下に組織されている「対北朝鮮経済制裁シュミレーションチーム」にて、関係者交えて精力的な検討を行ってきた結果、次のような制裁強化案をまとめて河村官房長官へ提言を行った。
対北朝鮮追加経済制裁に関する中間取りまとめ
 ポイントは、昨年8月に拉致の再調査を北朝鮮は約束しながらも、それを反故にするだけでなく「衛星」発射を宣言するなど挑発的行動をとり続けている北朝鮮に対し、毅然たる姿勢で臨むべきとの考えだ。
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