古屋圭司通信

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超党派でチベット支援国会議員連盟を設立し、来日中のダライ・ラマ法王14世をお招きして今日講演会を開催した。

国会議員は延べ140人が出席。私もこの議員連盟及び講演会の代表世話人としてお手伝いさせていただいた。

今年の5月には、新疆ウイグル地区支援の世界大会を憲政記念館で開催した。

私は新疆ウイグル地区支援議員連盟の会長に就任した。

チベットそしてウイグルの共通の問題である中国による拷問や過酷な処罰などの人権弾圧に対して、自由と民主主義の価値観を共有する国と相連携して取り組むことを決議した。

このときは中国大使から脅迫状まがいの出状が我々議員側に送付された。我々は、速やかに抗議の手紙を配達証明付きで大使宛に送った。このこともあってか今回のチベット議連設立に際しては、中国側の無礼極まりない内政干渉はなかった。

 

ダライ・ラマ法王は来日中に各地で講演会を開催して数千人規模の聴衆を集めているにもかかわらず、一部メディアを除いて報道しない。

だからこそ、我々立法府に席を置く議員が超党派でチベットやウイグルに対する中国の不当な人権弾圧についてその改善を厳しく求めるとともに国際社会に積極的には発信していく決意を示したものだ。

ダライ・ラマ法王は既に政治的活動は完全に引退して、精神的指導者としてノーベル平和賞受賞者に相応しい活動を世界的展開されている。

米国大統領も会談しているが、残念ながら現日本政府は中国に遠慮して極めて弱腰だ。

ダライ・ラマ法王の講演の趣旨は、

・ 自分は世界70億人の一人だ。

・ 人類全体の立場で、世界人類の普遍的な幸福を追求したい。

・ 宗教家の視点から、異なる宗教観で争いが生じるが、全ての宗教が目指している方向は同じだ。各宗教による差は認めた上で尊敬する心が大切。

・ 民主国家の政治は選挙で選ばれる。多様な価値観を認めることが大切。

・ チベットにおける仏教文化は、平和希望の文化。人類の宝として保護すべきだ。共産党による文化の破壊は許さない。

・ チベットは600万人だが、チベットの森林や水源は10億人の命に影響する。

・ 出席いただいた議員には、女性が目立つ。世界のトレンドは女性国会議員が多く存在する。評価したい。

等々。

このような講演で何故、メディアが後ろ向きなのか!!?

写真は、起立したまま講演をされるダライ・ラマ法王

“ダライ・ラマ法王14世特別講演会” への3件のフィードバック

  1. すすむ より:

    何度もダライラマ法王は来日されてます。
    しかし日本国メデァはまったく報道されません。

    ブラッドピットさん主演の中国の脅威を描いた映画セブンイヤーズチベットのDVDもレアDVDとなっております。
    いったいこの状況はなんなんでしょうか
    日本国にこれから起きうる事かも知れません。

  2. とても魅力的な記事でした!!
    また遊びに来ます!!
    ありがとうございます。。

  3. まさこ より:

    ウイグル チベット問題は動画サイトで知ることが出来ました。
    この重大な人権侵害を報道しないマスメディアに怒りを感じています。
    そして この様なことをしている中国に肩入れしていた日本も共犯者ではないかと思っています。
    今日 日本ウイグル国会議員連盟があって古屋先生が会長をされていて安倍内閣の方々も基幹メンバーであることを知りとても心強く感じました。
    日本人であれば この活動にだれもが賛同するに違いありません。
    ひろく国民に知れ渡る事を望んでおります。

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