古屋圭司通信

歯科技工士総会で、ある提案

カテゴリー:クラリネット

2012年06月25日

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歯科技工士の皆さんは、歯科医師と両輪の関係で縁の下の力持ちの仕事をされています。

一般社団法人資格をとられたことを契機に、村瀬会長から夏目新会長にバトンタッチされたのを記念しての総会&懇親会に出席しました。

今、歯科医師会を中心に80-20運動(80歳で20本の歯を持っている人が対象)が国や自治体の支援を受けて展開されてます。確かに自分の歯を持ち続けることが理想でしょうが、やむなく入れ歯などに替えていかざるを得ない人達のほうが圧倒的に多いのも事実です。

そこで、80歳で自分の歯がなくても健康を維持している人たちを表彰する制度を作れないかと私から提案してます。

要するに、歯医者さんと技工士さんが連携していい仕事をすることにより、たとえ自分の歯がなくても健康を維持できるというのはありがたいことだと思います。

また歯科医師と技工士の技術のすばらしさを証明することにもなるのです。

もう一つ、歯科技工士さんも厳しいデフレの波に影響を受けています。

私は趣味でクラリネットを演奏しますが歯並びがイマイチのため長時間吹いていると下唇が痛むので、技工士さんに下側の歯を包み込むコンマ何ミリの薄い歯当てを私の歯並びに合わせて作ってもらいすごく重宝してます。

全国いや世界にはクラリネットやサクソフォーンなどリードを使う管楽器の演奏者は沢山います。そういう人たちを対象に付加価値の高いオートクチュールの歯当てを作れば付加価値の高い商品を提供できるのでは。

以上の2点を提案してます。どうでしょうか。

写真は、東濃地区の歯科技工士会の役員のみなさんと記念撮影。

“歯科技工士総会で、ある提案” への2件のフィードバック

  1. 横田 哲史 より:

    岐阜県歯科技工士会東濃支部長の横田です。昨日の祝賀会に御来席いただき誠にありがとうございました。当方、宴席ではあちらこちらでつかまってしまい、先生がご退席されるまで御挨拶に伺えなかったことをお詫び申し上げます。大変、失礼いたしました。今回のご提案の件、有り難くうかがわせていただきました。日陰の存在で、なかなか一般のみなさまにはご理解されにくい職域ではありますが、これまで以上に歯科会の縁の下の支えとなり、より良い製作物をご提供するべく努力してまいりたいと思っております。今後とも、歯科技工士会にはご助言いただけますよう、宜しくお願いいたします。

  2. 小関まゆみ より:

     先日の文化財修復技能者のお話といい、歯科技工士さんといい、日本人の職人技はすごいですね。まさに日本の財産です。
     デフレが怖いのは、こうした優れた技術が、コストカットの名のもとに途絶えてしまうことです。早くデフレを脱出しないと、日本の技術力が消えて無くなってしまいます。

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