古屋圭司通信

拉致国民大集会

カテゴリー:北朝鮮拉致問題, 議員活動

2012年04月28日

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今日は、日比谷公会堂で拉致の国民大集会が開催された。

毎年、大きな進展もなく出席することが悔しくてならない。

私は次のような挨拶をさせて頂いた。

・松原大臣の強い使命感には大きなエールを送りたい。

・世界中が非難するなかの北朝鮮のミサイル失敗。北朝鮮は体制が代わろうと、姿勢は変わらなかった。よって、我々が実行し続けている圧力をかけ続けることで、北朝鮮が交渉材料を小出しにしてくることは今後も間違いない。

・政府関係者は、ミサイル発射について国連が出した議長声明に対して大変満足であると、衆議院拉致特の理事会で述べた。平成18年の時は米中が腰が引けているなか、日本の強いリードで国連決議に持ち込んだ。こんな政府の対応では足元を見られ続ける。もっと毅然たる態度をみせてほしい。

・ミサイル発射後速やかに、我々は政府に追加制裁の申し入れをした。要点は、アメリカの北朝鮮テロ再指定。一回の北朝鮮に持ち込める金額の上限規制、あらたに副議長五名の人の往来禁止などである。官房長官は速やかに検討するとの返事だったが、いまだに何ら対応はされていない。即政府には、実行頂きたい。

・今日はアメリカから拉致の疑いのあるスネドン氏の家族もご参加を頂いた。スネドン氏が拉致被害者として認められれば、アメリカはいよいよ他人事ではなくなる。アメリカの主権、人権の侵害にたいして、それを取り返す行動に出ざるを得なくなる。アメリカの世論を喚起させ、行動を共におおきくしていきたい。

・特定失踪者については、山本美保さんの捜査結果をなかなか警察が公表しない中で、警察は刑事訴訟法47条に基づき捜査の結果を速やかに公表すべき。

・拉致被害者を家族が生きている間に必ず取り戻す、その時間の短縮は我々の力にかかっている。その決意で引き続き取り組んでいきたい。

以上。

これにあわせ、大会の前にはアメリカで拉致の疑いのあるスネドン氏のご家族と面会することができた。

挨拶でも述べた通り、アメリカのスネドン氏の拉致が認められれば、アメリカは黙っていられず、その事は非常に拉致問題解決に向けても大きいことだ。

5月6日からワシントンにいき、関係者と多くの会談を予定しているが、このスネドン氏については、大きく着目して成果をあげられるように取り組んでいきたい。

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