古屋圭司通信

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ウイグル問題については、これまで有志議員と勉強会を重ねてきた。

ウイグルの実情は、ダライラマに象徴されるチベット問題に比べ、遥かに深刻である。

その深刻さが、チベットと比べても象徴的人物が不在であることから、世界からなかなか注目がされていない。

 

ウイグルには中国全土でとれる石油の30%があり、この豊富な資源があることからも、中国はウイグル人の様々な運動に敏感になっている。

ウイグル会議によれば、中国はウイグル自治区にあるウイグル人を形成する歴史や文化を破壊し、宗教・言語を減少させる動きを見せている。

また、ウイグル人を漢民族と結婚させ、ウイグル人を少数派にしようとしている。その証拠として、この50年あまりでウイグル自治区の漢民族は全体の5%ほどだったものが、なんと50%にまで増加している。この不自然で異常な増加は中国の戦略以外の何もなでもないと考える。またウイグルの若い未婚の女性は沿岸部に移送され、漢民族と結婚させられるのだという。

しかし、日本も他人事ではない。

現在の在日中国人は70万人を超え、いまやその数は一つの中核都市の人口に匹敵する。

領土侵犯や在日大使館の土地購入、また中国人による水源林買収の動きなどをみれば、我々は常に中国に対して厳しい目を向けていなければならない。

 

これらの悲惨なウイグルの実情を強く訴えるべく、日本ウイグル国会議員連盟を発足させ、私は会長に就任した。

あわせて地方議員の有志の会も同時に発足され、今後連携をしながら活動していきたいと思う。そしていずれ超党派の国会議員で議連を発足させ、日本として中国の人権問題に毅然とした態度を示していけるように取り組んでいきたい。

 

また5月14日には東京でアジア初の世界ウイグル会議が開催される。

東京で開催する意味は非常に大きい。

是非とも世界ウイグル会議を成功させ、日本がチベットやウイグルなどで起こっている人権問題に毅然とした態度で訴えていけるよう活動していきたい。

 

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“自民党、日本ウイグル国会議員連盟発足” への3件のフィードバック

  1. MN より:

    中国帝国主義に対して世界は協調して断固たるメッセージを送って欲しいと思います。ウイグル問題は正に他人事ではありません。中国が軍事的に米国と肩を並べるようになったらと考えると恐ろしいです。世界は功利主義に走らないで中国と言う国の本質を見抜いて賢明な選択をして欲しいです。商売相手なら友好的なインド、インドネシアなど代替国はいくらでもあるのに、どうして借地権しかない一党独裁の中国なのでしょうか?最悪の場合、資産凍結や人質に成る可能性もあると思いますけど・・・

    チャンネル桜の討論をYoutubeで視聴致しました。九条の改正は賛成です。九十六条の改正ですが、ハ−ドルを低くするにことに寄って人権救済法案や外国人参政権などの法案が可決され易くなってしまうのではないかと心配しております。また、TPPのような主権を脅かす弱肉強食的な市場原理主義や地方分権−道州制にも反対です。革新系の州知事が誕生した場合、日本が解体してしますのではないかと心配です。

    これからも日本の為に頑張って下さい。

  2. 河島伸子 より:

    古谷先生、この度は日本ウイグル国会議員連盟発足して頂き、本当にありがとうございます。

    ほとんどの政治家(というより政治屋)、マスコミ、経済界が盲信的に中国におもねり,媚びへつらって、この人類史上例を見ない国家的な人権弾圧をないがごとく扱う中、不正は不正であると果敢に立ちあがって下さったこと、一日本国民として誇りに思います。

    どうか、これから吹き荒れるであろう外圧、内政を通しての圧力(でも私たち国民はこれで誰が売国奴なのかしっかり見透かせます)に屈せず、ウィグルが東トルキスタンに戻れる日まで
    続けて下さいね。オーストラリアの地より祖国をいつも見つめています。

    日本の誇りの為、頑張ってください。

  3. ちちんぷいぷい より:

    日本ウイグル国会議員連盟発足について。
    先の大東亜戦争時においても、ウイグル周辺は日本にとって重要な地点でありました。まあ結局、大東亜戦争が本格化し太平洋に主力を向けざるを得なくなったために、特務機関などの工作や戦略は頓挫するわけですが、東南アジア、インド、中東と過去も今も重要な地域であるわけですね。
    あと人権の視点から、ということについてはこういう動きが合ってしかるべきというか当然です。ぜひとも社民党や共産党にも賛同していただきたいものです。(笑)

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