一日予算委員会。

今日はＮＨＫ中継入りで予算委員会集中審議が、総理はじめ指名大臣出席のもと一日開催される。

野党は、総務省幹部と菅総理子息との公務員倫理法違反の疑いがある会食事案や、森組織委員会会長辞任にまつわる一連の対応への質疑、新型コロナ対策、特にワクチン接種への対応などが中心に行われる。

気になったのは野田佳彦元総理の質疑。本人も「今日は詳しいことは聞かないが基本的な理念や方針中心に総理のみに質問したい。いわば党首討論のような形を望む。」として質疑。危機管理中心の質問だったが果たして野田総理の間に危機管理はどうだったのかと思い起こしながら聞いていた。

選択的夫婦別姓についても質疑が行われたが総理は「結婚した夫婦が考える問題」と答弁したがこれは、制度上認めてもよいということではない。法務大臣も国民議論が集約された上で一定の結論を出していくべきと性急な結論を牽制。
自民党内においても、政調会の正式組織で「家族法制の在り方に関する委員会（仮称）」を作って賛否両論の立場から丁寧な議論を深めていくべきだ。かつて２０年ほど前同様の組織を作って議論したが結論を出すことはなく、それ以来党内正式機関での議論はなされていないのが現実。

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