古屋圭司通信

午前中の予算委員会締めくくり総括質疑を経て、夕方からの本会議にて令和2年度予算が衆議院を通過。参議院に廻される。これで年度内成立が確実に。DSCN8473[1]無題

今日の自民党総務会にて著作権法改正案が了承を得る。この法案は昨年今頃の総務会にて差し戻しとなったものを大幅修正のもと再度提案され本日了承となったもの。2年半前の海賊版「マンガ村」サイトにより対前月比-10%という深刻な被害に端を発する。
当時はブロッキングで緊急避難的止血に成功して危機的状況は脱する。しかし政府対策会議では恒久的「ブロッキング」は通信の自由との兼ね合いで不合意に。そこで、著作権法改正という形で法案が自民党に提出されるも最大の権利者である漫画家や良識的学者からも多くの問題点が指摘される。一言でいうと、「投網で大魚だけでなく小魚も一網打尽に捕ってしまうこと」。これでは多くのMANGAファンからも厳しい批判を受けかねない。ということでこの教訓を基に文化庁や自民党にて再検討をしてきた。今般の法案は、「脱法行為を防止しながら善良なユーザーやクリエイターが過度な萎縮を生じさせないバランスのとれた法案としてとりまとめられた。
なお、昨年の経緯の詳細を見たい方は、2019年3月13日のブログをご覧ください。

http://www.furuya-keiji.jp/blog/archives/12736.html

コメントを残す

*

ページトップへ